【サンジェルマン伯爵】何百年も生きる不老不死の男とはいったい何者なのか?

世界の都市伝説
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サンジェルマン伯爵の数多く残っている逸話

サンジェルマン伯爵の数多く残っている逸話

そんなサンジェルマン伯爵なんですが、彼には数多くの逸話が残っており、

  1. 莫大な資産を有していた
  2. ダイヤモンド収集家でありとあらゆる所にダイヤモンドを付けていた
  3. 人から質問される前にその内容を言い当てたりしていた
  4. あらゆる文学に精通
  5. 天才的な画家
  6. 繊細な手の動きが出来る
  7. 大きな工場を持っていた
  8. 外見や雰囲気は気品や威厳もあった

それぞれ見ていきましょう。

実は物凄いお金持ちだったサンジェルマン伯爵

実は物凄いお金持ちだったサンジェルマン伯爵

サン・ジェルマン伯爵は実は物凄く大金持ちであったという記録が残されている。

その男が持っている貴金属や宝石類の質の高さ、数の多さなどから推測できる彼の莫大な財産の噂がベルサイユ宮殿まで広がった。

宝石や金で衣服は飾られていた。

と証言されています。

また、彼にあったカサノバは彼の実験室に招かれたときに不思議な体験もしています。

  • 見たことのない金属で出来た盤の上に銅貨を置くと炎が上がり,消えると銅貨が金貨になっていた
  • ダイヤモンドも同じような方法で作った

など錬金術に近い神秘を見せたと彼は証言している。

勿論これは今となっては確かめる方法はないのだがこの方法で資産を作っていたとなるとちょっと羨ましい。

この証言が広まるとたちまち「彼は賢者の石を見つけたのだ」と噂になったが伯爵もそれを否定しなかったそうです。

そのことで当時の国王も彼に尋ねたがその重要部分は一切教えられず、代わりに絹や革の染物技術などを教えてもらっていたとのこと。

ですが,この技術も当時としては非常に高度な技術であったのは確かです。

ダイヤモンドをあらゆるところにつけていた

ダイヤモンドをあらゆるところにつけていた

ダイヤモンドを作るよりも集める収集家でもあったようであり、彼はあらゆる場所にそのダイヤモンドを身に着けていました。

  • 指輪
  • 靴の留め金
  • 嗅ぎ煙草入れ
  • 鎖付き腕時計

など金属を使えるところには必ずと言ってもいいほどダイヤモンドを付けていました。

今の日本でもなかなかお目にかかれない程のダイヤモンド愛好家なんでしょう。

ですが先ほど伝えた資産家でもあり、ダイヤモンドも作れるみたいな人間ならこんなこと不思議でもないんでしょう。

人から質問される前にその内容を言い当てたりしていた超能力者

テレパシーやテレポート?という超能力も使えるという現実離れしてきた能力も彼にはあります。

遠い町や国で自分が必要とされている時はそれを感知することもできたといわれています。

また、扉を利用せずに自室や友人の部屋に姿を現すだけでなくそこから同じようにして出ていくという驚くべきこともしていたそうです。

普通に犯罪。

あらゆる文学に精通

彼は

  • フランス語
  • 英語
  • イギリス語
  • スペイン語
  • ドイツ語
  • ロシア語
  • ポルトガル語
  • ヘブライ語
  • ペルシア語
  • 中国語
  • サンスクリット語

などなど様々な言語を話せるほか、東洋の神秘にも精通していました。

  • インドには85年間修行していた
  • 数回ヒンドゥー教徒のような姿勢で座禅を組んだ
  • 瞑想と集中を実践
  • ヒマラヤ山脈の中心に隠遁所を所有
  • 東洋の秘境の原理に完全に精通

なぜアメリカや日本などの文学などに精通しているかどうかの言及がないのかは察してください。

天才的な画家

天才的な画家という話も彼にはあります。

もはや何が彼にできないのかを探す方が難しそうです。

特に宝石の持つ輝きをキャンバスに描いて表現する技法?などは定評があり、驚くほど明るい色を出すことが出来たそうです。

これには真珠を絵具に混ぜることで可能にしたそうです。

繊細な手の動きが出来る

また、彼は両手を全く同時に動かせることが出来たようです。

例えば右手と左手でAという文字を書いた時、その文字がぴったりと重なるという一寸の狂いもなく動かせる器用さ。

彼はそんな両手の動かし方が出来たそうです。

天才的な画家レオナルドダヴィンチも両利きであったということから何かしら共通点があるのかもしれませんね。

大きな工場を持っていた

先ほど国王に絹の染料技術の下りで、彼は亜麻糸を使って絹の様に布を織る工場をベニスに持っていた。

そこでは100人の労働者が働いており、その布を織る技術も彼が開発したといわれています。

ここにきてまさかの実業家。

今までの物に比べれば幾分現実的な逸話が出てきましたがこれで資金を得ていたと考えると一部辻褄が合いますね。

外見や雰囲気は気品や威厳もあった

そして彼は一度フランス宮廷の少数の貴族からペテン師、いかさま師など言及されたことがあります。

だが、彼は40~50代の男性のようだがシワはなく、肉体の衰えも感じさせず小柄だが整った容姿に穏やかな物腰洗練された会話膨大な知識を有していた。

さらに彼の態度には気品威厳もあり、その威厳は畏れさせるものではなくその場で思わずかしずいてしまう

それだけ礼儀正しく洗練された素晴らしい教養の持ち主であった。

その為彼を悪口をいった廷臣は当時のルイ15世に厳しく責められたといわれています。

では次のページからはサンジェルマン伯爵の死とまつわる噂についてまとめていきます。

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